ニホンミツバチが危ない

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ヤフー検索画像から
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近年ニホンミツバチが絶滅危惧種になるのではという懸念が表明されている。花の受粉にとっては大事な昆虫である。原因の一つが「ネオニコチノイド系の農薬使用」ともう一つが「アカリンダニ」と言われています。たしかに、ミツバチだけではなく、スズメ・ツバメを始めとする小鳥は激減していると思います。カワニナ・タニシ・ドジョウ・フナを始めとする水棲の昆虫カワエビ・カニとこれらは激減しホタルを見かけるのは少なくなりました。農薬が多大の影響を与えているのはよくわかります。

「ネオニコチノイド系の農薬」はカメムシを駆除するのに使われるらしいが大事なミツバチなどを殺してしまうのはいかがなものでしょうか。

長崎県の離島で絶滅していた日本ミツバチを復活させた久志冨士男さん。は次のように言っています。

「ミツバチが消える? 神経に作用する農薬被害?!

ただ、日本ミツバチの生育環境にも課題がないわけではない。最大の問題は、農薬だ。08年頃から、農薬被害は甚大になっており、長崎県では09年に西洋ミツバチ、日本ミツバチともに約80パーセントのミツバチが失われた。しかも、これまでの農薬死の場合、ミツバチは巣箱の中で死んだ幼虫を外に出し、巣門の前でのたうちまわって死ぬが、今回は巣箱に幼虫と蜜をそのまま残して、周辺には死骸も見当たらなかった。これまでに経験したことのない変死に、久志さんは「従来とは違う農薬が使われたのが原因」と話す。

「長崎では、価格が安く、効き目も強い、神経に作用するネオニコチノイド系の農薬使用が増やされたのですが、これがミツバチの方向感覚を狂わせ、巣に戻れなくしたんです。この農薬の怖いところは、粒子が細かく、風に乗って広範囲に飛散して、どこから飛んできたのかまったくわからないことで、特に稲田の多い島では日本ミツバチが絶滅したばかりでなく、海岸に下りてもフナムシが見当たりません。本土側の農村部でもツバメやスズメ、それにキジバトまで姿を消す姿も見えないという怪現象が現実になっているんです。おそらく、普通は人の目につかない、すべての昆虫、土壌生物も含めて、80パーセントが昨年死滅したのではないかと心配です」

久志さんは、このまま強力な農薬の使用が続けられれば、日本でもミツバチが絶滅する可能性があるとして、「ミツバチたすけ隊」を結成。全国の養蜂家や農業関係者、市民らに呼びかけ、ネオニコチノイド系農薬の使用反対の活動を展開している。

 

ミツバチは、人にハチミツを提供するだけの存在ではない。たとえば、カリフォルニアの果樹生産地帯のデータによると、ミツバチが果樹の花粉媒介によってもたらす経済効果は、生産される蜜の50〜100倍といわれる。イチゴやメロンなどのハウス栽培では、ビニールハウスにミツバチを入れなければ、売り物になる実はできない。

何より日本ミツバチは、日本列島に人が住み着く以前から、植物の花を交配させ種子を作らせることで、豊かな森を持続させてきた。日本本土の森林と農業は、今でも日本ミツバチなくして存続することはできない。久志さんは、日本ミツバチは国の宝だ、と言う。

「僕はいつもミツバチに学びなさい、と言うんですよね。最近ようやく日本でも農業振興の機運が高まってきたけど、ミツバチを抜きにして語る農業なんかに未来はない。だから、単に西洋ミツバチを日本ミツバチに変えるだけじゃなく、日本ミツバチの声に耳を傾けて、彼らに習う農業でないとダメだと思っているんです」

 

食の安全は現代日本の喫緊の課題となりました。遺伝子組換え・残留農薬・放射能汚染・F1種問題と課題が山積しています。

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