遺伝子組換え食品が危ない
遺伝子組み換え食品が危ない
遺伝子組み換え食品に反対する人もいる。
「GM」は“Genetically Modified”(遺伝子組み換えされた)
「GMO」は“Genetically Modified Orgasnisms”「遺伝子組み換え作物」のことである。
優れた品種を作り出すために、植物や動物の品種を交配させる(かけあわせる)ことを、人類は古くから行ってきた。でも、従来の交配が同じ種(稲と稲など)、または近縁の種(ロバと馬など)同士の掛け合わせなのに対し、遺伝子組み換えでは、ほうれん草の遺伝子を豚に組み込んだり、サソリの遺伝子をキャベツに組み込むこともできる。
でも、他の生物の遺伝子は、本来その生物にとっては不要なたん白質を作り出す、不要な組織であるため、なかなかうまく働かない。それを無理やり働かせるために、「プロモーター」と呼ぶ物質も一緒に組み込んで起動させる。そのプロモーターが、目的の遺伝子以外の遺伝子を起動させ、有害な物質を作り出す危険性があると指摘されている。
日本に輸入が許可されている作物は、とうもろこし、大豆、菜種、綿実、じゃがいも、てんさい、アルファルファ、パパイヤの8種類。そのうち、主に流通しているのは、とうもろこし、大豆、菜種、綿実の4種類だ。これらはパンをはじめとした菓子類にも使われている。
更に家畜・養殖(魚など)の餌として 使われているものもあります。深く、着実に日本の食文化に入りこんでいるのです。現実に遺伝子組み換え食品の割合が非常に高い米国では遺伝子組み換え食品の出現と共にガン、白血病、アレルギー、自閉症などの慢性疾患が急増しています。この事実だけから遺伝子組み換えの有害性を断言できるわけではないですが、危険の可能性は十分指摘できるでしょう。
それは、米国イリノイ大学のサミュエル・エプスタイン教授による指摘です。